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「ぼくにはこんなふうに聴こえた」【サカナジュークボックスVOL4 マーガレットズロース20周年〜平井正也ワンマンライブ】レポート


 







































「サカナ☆ジュークボックスvol4マーガレットズロース20周年〜平井正也ワンマンライブ」

盛況で最高の内に終了しました。

当初、心配していた雪も結局降らず、暖炉が燃える暖かい店内で濃厚な夜となりました。

出演者の平井正也さん、コサック、長崎は佐世保や福島は郡山を始め、はるばるご来場いただいたお客様、宣伝協力してくれた皆さま、来れなかったけど気にかけてくれていたあなたさま、会場のクランボンや友人スタッフ、本当にありがとうございました。

差し入れやお土産、豪華なお花もいただきました。

イベントの時はいつもそうなのですが、今回もドタバタで写真がほとんど撮れなかったので、お客様が撮影された写真をお借りしてアップします(根本さん、砂原さん、ありがとうございます!)。

マーガレットズロースの曲名をメニューにアレンジしたビュッフェに、自分で育てた無農薬の大根、水菜、ホウレン草、小松菜、カブをそれぞれのメニューで使わせてもらいました(先週の大雪でもはやこれまでかと思ったけど、なんとかイベントまでもってくれて良かった−。畑の冬野菜の収穫はこれにて終了。)。

オープニングアクトのコサックの歌からすごい良かった!!

歌うように話しながら、話すように歌いながら自然と曲に入っていくコサックスタイルも健在。

歌ってくれた3曲とも「今」のコサックにしか歌えない生活から生まれた歌。ちゃんと地に足がついた歌。

古作くん、真昼でももっと弾き語りやってほしいな。

平井正也さんにバトンタッチしてアコースティックギターでの叫ばないほうの平井正也「第1部」から、転換の「デザートタイム」をはさんで、エレキギターに持ち替えての爆発ロックンロールの平井正也「第2部」までたっぷり1時間半以上。

一曲一曲、大切にしてきた宝物をそっと友達に差し出すように、今までのエピソードや想い出を添えて曲紹介しながら歌っていただき感無量で胸が熱くなりました。

事前にお願いしていたリクエストにもほとんど応えてくれて本当に贅沢過ぎるライブでした。

そうそう、第1部では僕がミュージシャンを目指していた20代の時に買ったギブソンのアコギで演奏していただいたことも万感の想いでした。



翌日は朝から平井さんにみっちり2時間、インタビューさせてもらい東松山駅まで見送りました。

インタビューの中で特に平井さんの「想い」とも「メッセージ」ともとれる発言が特に印象的で、今の平井さんの集中力や気迫あふれる決意をバリバリと感じました。少しだけテープ起こしをしたのでここでご紹介します。


(以下、【平井正也インタビュー1/24】から抜粋)
 

(平井正也、談)

イベントに呼んでくれる全国の企画者の方達に言いたい事というか、最近よく思ってることがあるんです。

ぼくとイベントの企画者って一緒に成長していると思うんですよね。たとえば共演者にしてもそう。もし「共演者よりいい演奏をしよう!」とか、「出し抜こう!」とか思ったらダメだと思ってて。

「主催者」にとっては「出演者」って自分の鏡みたいな存在だと思うんです。「お客さん」だって自分の鏡なんですよ。

だからもっと自分の目指しているところに行こうとするなら、みんなで一緒にいかないといけないと思ってるんですね。共演者も企画者もお客さんも。みんなもっとそういう意識を持たないと状況は変わんないんじゃないかな?って思ってて。

その意味で、僕が一番最初の「きっかけ」というか、「発信」をしていきたいと思ってるんですよ。今の閉じた状況が変わったり、次のステージにいくとしたら、みんなが一緒にいくと思うから。全員でガーっと一気に行けるというか。みんなまとめて考え方が変わるというか。そしてそれは努力しなくても今からでもできることなんです。

イベントでお客さんを集めるのって大変なんだけど、一番大切なのは、もっとみんなが「本気で信じる」というか。「大丈夫」って信じること。

「アーティストは特別だから、そんなふうに思うんだ」っていうんじゃなくて、企画者もお客さんもみんなおんなじなんですよ。

そうすれば本当に奇跡みたいな事が起こるんだって。全員が信じることで、世界が変わっていくっていうか。

今まであーだこーだやってきてここまできたわけで、これを同じ方法でやっていても同じで何も変わんないですよ、きっと。それを変えたいって思ってます。それはみんなでいいイメージをもつしか道がないと思ってます。

僕が歌うことって理想郷をうたってるワケではなくて、現実に起こることを歌っているつもりなんです。だからその歌に何かを感じてライブに来てくれる人達やイベントを企画して呼んでくれる人達には本気で信じてもらいたいんです。

それは難しいことじゃなくて、みんなが思ってたら奇跡みたいなことが起こる確率は上がるわけで、とにかくぼくは今年の抱負というか、この先ずっとそうですけど、他人がどう思うとか関係ないということ。

音楽や自分の発言も、今までは他人からみて「こんなこといったら調子にのってるんじゃないか?」とか思っても、本気だったり、そうなって欲しいと思ったら、どんどん言っていくし行動していきたい。

(インタビュー続きは近日中にWEBマガジン「サカナスタイル」にて公開予定)
 

今回、6年ぶりとなるマーガレットズロースの新しいアルバムは順調にいけば8月には完成予定という情報。
心待ちにしています。 

地方でイベントを企画することの意味や大変さを今回は経験できました。

あと場所を提供してくれる仲間のありがたみ。 PAや照明のプロのスタッフがいるライブハウスのありがたみ。
(今回は照明もPAもなかったのでどうなることかと思いましたが、悪条件を超えていく平井さんの演奏に助けられました)

いつもの新宿「真昼の月 夜の太陽」にしても今回の「クランボン」にしても僕は本当に仲間に恵まれています。

たなさんもユーコさんもアユムもありがとう。

想いが深くても箱がなければ物語は生まれないから。

ずっと「サカナ☆ジュークボックス」に来ていただいているお客様や、僕のツイッターやらブログやらを見て共鳴して来ていただいたお客様もいて、「やってて良かったなー」と思ったしモチベーションも上がりました。

いつもそうなんだけど、イベントが終わって1週間くらいは僕は何ともいえない寂しさに取りつかれて、何をやっても心ここにあらずでボーッとしてしまい腑抜けになります。

今もひざに乗ってきた犬をなでながら竜宮城から帰ってきた浦島太郎のお爺さんみたいにボンヤリと窓の外をながめながら考えています。

身銭を切って集客を気にして、当日を迎えるまでは「イベントなんてもう2度とやらない」って強く思うのに、終了後にヘロヘロになって家に帰って缶ビールを飲みながらサイコーのライブを思い出して「また絶対やろう!」って変わってる。

きっと死ぬまでそれのくり返しなんだろうなって。

平井さんの歌じゃないけど、「なんて素晴らしいくりかえしなんだ」ろうって。

でもやっぱりイベントを企画するなんてすすめない。

「なぜ?」って、サイコーだった夜が終わった後でバカみたいに寂しくなっちゃうんだからさ。













 

date:2016.01.26 Tuesday category:イベント comment:comments(0) trackback:trackbacks(0) by サカナスタイル


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「サカナジュークボックスVOL4〜マーガレットズロース20周年〜平井正也ワンマンライブ」追記

【サカナジュークボックスVOL4平井正也ワンマンライブ】の宣伝告知にツイッターやフェイスブック、手渡しのチラシ他口コミ等で協力してくれたみなさん、本当にありがとうございます。

フェイスブックでは僕のミスで「公開範囲」を「友達まで」にしか設定していなかったようで、せっかくシェアしていただいた記事もほとんど認知されていなかったようですが、それでも遠くははるばる九州から、関東ではサカジューの1回目から来てくれている方をはじめ思いがけずご予約をいただいています。

そして直前ですがオープニングアクトに「うつぼ」のコサックが決定しました。

8年近く前にまだスリーピースだったころの「マーガレットズロース」「平井正也」を最初に僕に教えてくれたのは「うつぼ」のコサックでした。

それから数年後、コサック主催の「生活サーカスロックンロールサービス」に僕がブッキングさせてもらい出演した平井正也さんと、バックで即興ドラムを叩くコサック。


ライブ後、左からコサック、平井さん、僕


「うつぼ」は今、ドラムのたけいくんの療養のため一時バンド活動を休止中ですが、コサックはロックンロールを続けています。

生きるように歌う
歌うように生きる

「マーガレットズロース」と同じくサカナジュークボックスVOL1から皆勤出演してくれている「うつぼ」コサックもそんなロックンロールの実践者です。

平井さんにもサカジューにも縁の深いコサックに今回オープニングアクトをお願いしたら気持ちよく快諾してくれました。

たとえば「僕のレテパシーズ」の古宮大志さんは「テレビ局は、幕末時代の高杉晋作とか坂本竜馬とかの大河ドラマを放送してる場合じゃないだろ?って思いますよ。今、ライブハウスの最前線で闘ってるミュージシャンの奴らは現在進行形で革命を起こしているって思いません?死んでからやるなよNHKって話で・・」と辛らつなコメントを以前のインタビューでとばしてくれたけど、僕もまったく同感です。

僕の古くからの盟友、田中氏(現「真昼の月 夜の太陽」オーナー)からうつぼのコサックがつながり、そのコサックから平井さんがつながる。(この場を借りて「真昼の月 夜の太陽」5周年おめでとう!!。5周年イベントには駆けつけられませんでしたが、年末に高円寺にて田中氏とユーコ氏と3人でお祝いし久しぶりに泥酔し激しい3日酔いになりました。彼らが新宿の現場で今も闘いつづけてくれているお陰で、これからもつながりはつながっていくことでしょう)

来週から関東地方にも寒波が到来し、本格的な寒さがやってくるようですが、1年で1番寒い夜を1年で1番あたたかい夜にしますので、どうか心よりお待ちしています!!
 
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「サカナ★ジュークボックスVOL4「マーガレットズロース20周年」」
平井正也ワンマンライブ 
O・A/コサック(うつぼ)
2016年1月23日(土)
キッチンカフェ・クランボン(埼玉県東松山市)
18:00開場/19:00開演
チケット:前売り1500円 /当日2000円(高校生以下、無料)
FOOD付き*ビュッフェスタイル、フリードリンク(アルコールドリンクは2杯目からは有料)

サカナ★ジュークボックスVOL4特設ページ
(チケット予約フォームあり)

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平井正也「うその地球儀
(12月13日 東京 吉祥寺「sutekina」素敵なツーマン 第四夜)


平井正也「べいびー
(2015年2月15日at下北沢「風知空知」根本夫妻主催『逆立ちすれば答えがわかるvol.3』)


マーガレットロース「7th. Album『darling』より」


うつぼ「人の話が好きになった」@東新宿「真昼の月 夜の太陽」






 

date:2016.01.16 Saturday category:イベント comment:comments(0) trackback:trackbacks(0) by サカナスタイル


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【サカナジュークボックスVOL4出演者紹介 「平井正也」

2016年
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします!!



今年は暖冬の影響か、こんな感じで冬野菜の収穫がまだ続いています。

1/23(土)の「サカナジュークボックスVOL4「マーガレットズロース20周年」〜平井正也ワンマンライブ〜」まで雪が降らなければ、予定通りビュッフェに野菜を使えそうです。

さて当日まで2週間をきり、遅くなりましたが「サカナジュークボックスVOL4」の出演者である「平井正也」さんのご紹介をしたいと思います。

いつも出演者紹介文は2ヶ月前から書き始めて1週間ごとに公開しているのですが、平井さんがボーカルをつとめる「マーガレットズロース」のご紹介がいちばん最後で、イベント当日の3日前とかの公開になってしまいドタバタだったのですが、今回は平井正也さんのワンマンライブなので紹介文を2週間前に公開できてホッとしています。

平井さんをご紹介する前にまずは簡単な自己紹介をしますね。
僕は現在、埼玉県は東松山市在住の42歳のサラリーマン。毎日2時間弱かけて仕事場のある新宿へ通っています。
「趣味は?」と聞かれれば3秒ぐらい考えてボソッと「音楽と家庭菜園です」なんて答える、まあどこにでもいるフツーのおじさんです。

そのどこにでもいるフツーのおじさんが、なんで「サカナジュークボックス」なんていうヘンテコなイベントをやったりするのか?それはすべて平井正也さんの「ロックンロール」に共鳴しています。

相方のジョニーが作ってくれたフライヤーを地元の商店街に置かせてもらいイベントの紹介をした時に「どんな歌をうたう人なの?」といろんな人に平井さんのことを聞かれて、僕は「とにかくサイコーの歌手なんです!!」としか言えなかったし、いざこの紹介文を書こうと思っても想いが詰まりすぎていて簡単に言葉がでてきません。

だから今から書くことは紹介文というよりは、僕が今まで目撃した「平井正也」にまつわるドキュメントの一部始終です。

今回、チラシの平井さんの紹介文に書いてある「心臓にギターをつなぎ、毛穴でうたうようなライブはたった一人でも大音量のバンドに匹敵するほどのテンション」とある部分は実話で、数年前にうつぼのコサック企画「生活サーカス・ロックンロールサービス」に平井さんソロで出演していただいた時に、まさに大音量のバンドに挟まれてのステージだったにもかかわらず、平井さんはひとりでフロアをダンス天国に変えてしまいました(トリでもないのにアンコールが発生した当日のレポートはこちら)。

また平井さんといえば、つきたてのお餅みたいなモチモチしたあの歌声が魅力ですが、ギタリストとしての平井さんも僕は大好きで、まるで「山田かまち」みたいに「このまま感電死しちゃうんじゃないかな?!」って心配になってしまうくらい本当に「心臓にギターをつないだ」ような激情的なギターを弾きます。

下北沢のトライトーンスタジオで偶然会ったレコーディング中の銀杏BOYZの峯田さんに「ひらいくん、(銀杏の曲で)ギター弾いてよー」と言われたこともあるくらいなんです。

次に「その不良性のかけらもないロックンロールは音楽ファンのみならず、乳幼児からご年配まで幅広い支持をうける」という一文もウソではなくて、たとえばまだ生まれて10ヶ月の僕の娘なんかはグズって何をやっても泣き止まない時に平井さんの「紅茶のうた」をCDでかけると泣き止みます(「夕暮れとUFO」や最近では「はちみつの雨」も娘のお気に入りです)。

こどもからおとなまで大団円となった「はるかぜ」でのマーガレットズロースのステージも死ぬまで忘れられないくらい印象的でした(はるかぜレポート)。

たとえば97才で大往生した僕のおじいさんは、第二次世界大戦から帰ってきてから10年間は戦場で体験した精神的ショックで、何を読んでも言葉が入ってこなくて、しばらくは失語症になってしまったけど、ある時に宮沢賢治の童話がスーッと心に入ってきてそれ以来、賢治さんの詩や童話しか 読めなかったとよく話していました。

戦争と震災を比べるのはナンセンスだと思うけど、東日本大震災が起こってから今日までずっと聴き続けられた音楽がぼくの場合は平井正也さんの音楽なんです。

平井さんの「ロックンロール」は僕を「許し」てくれます。実際にマーガレットズロースの曲で僕が一番はじめに好きになった曲で「ボーっとして夕暮れ」という歌の中で「きみは何か許されないことを言ってしまったのかい?ぼくはぜんぶ良かったとおもってる」という歌詞があるのですが、平井さんが歌うと本当に心が解放されるというか、許された気持ちになるのです。

僕なんてほんと「ロックンロール」に出会っていなかったら何かセコイ犯罪でも犯して、今頃は刑務所にぶちこまれていたようなロクデナシなので今までそんな平井さんの「不良性のかけらもないロックンロール」に何度救われたか分かりません。

そんな平井正也さんが歌う「マーガレットズロース」が今年で20周年。6年ぶりとなるアルバムをレコーディングしています。

たとえば「ブルーハーツ」が10年、「ビートルズ」なんて8年弱しか活動していないことを考えても「マーガレットズロース」というロックンロールバンドが20年間も続いていること自体がミラクルだと思うのです。

そうそう、「ブルーハーツ」といえば僕は昔、甲本ヒロトさんに「またブルーハーツもやってください!!」なんてライブハウスのフロアで野暮なお願いをしたことがあったけど(その時の日記)、福島のいわきや青森までマーガレットズロースを追いかけて平井さんへ「またマーガレットズロースもやってください!!」とお願いした時も、甲本ヒロトさんへのそれと同じ強い気持ちでした。

「ボブディラン」、「ジョンレノン」、「ボブマーレー」、「ジョーストラマ−」、「忌野清志郎」、「どんと」、「甲本ヒロト」・・そんなロックンロールレジェンドが教えてくれたこと
「世界中が敵になってもボクはキミの味方だ。大丈夫、自分でいればいい、自分になればいいのさ」
平井正也さんもそんなふうに僕を許してくれる気がするのです。

じゃあその「ロックンロール」ってなんだろう?って今夜あらためて考えていたら、心にストンと落ちてくることばが見つかりました。

平井正也さんと有美子さん夫妻による「nelco」から去年末に出版された「愛と光」の中にその答えはありました(「愛と光」は平井夫妻がまだ結婚する前の恋人時代だった時の往復メールや有美子さんの日記からの抜粋で構成されています)。

「ぼくが最高って思うのは、もう決まってしまっているものや止まってしまっているものじゃなくて、あしたのことを思わせてくれるようなもので、まだまだ最高になっていくもので、いつも動いているもので、うまくかたちにできないものだから、夕陽をみて、美しいと思う心なんてまさにその通りなのかもしれません。最高っておもっている心がそれで最高なのかもしれません。とにかく、あしたには最低になってしまうかもしれないものじゃないと、真剣に最高だなんて思えないと思います」(平井正也さんから有美子さんへ宛てられたメールから抜粋)

「あしたには最低になってしまうかもしれないもの」
きっとこれが僕にとってのロックンロールです。

「あしたには最低になってしまうかもしれないロックンロール」をいつも最高に鳴らしてくれる平井さんだから僕は真剣に「最高」だって思うのです。

もうこうなったら「マーガレットロース」には「ローリングストーンズ」みたいに「50周年」を向かえてメンバー全員が60歳を過ぎても活動し続けて欲しいと思います。

でも本当はバンドの「活動期間」なんて関係なくて、「続ける」なんてことすらも忘れて、息をしたりごはんを食べたりするみたいに演奏できたら、もしかしたら「風」や「光」にだってなれるのかな?

「平井正也さんのうたで一番好きなうたは何?」ってだれかに聞かれたら僕は困るけど、間違いなく「なんて素晴らしいくりかえしなんだ」の「ないものはいらない。もうだいたいはもってる」という歌詞や「新しい絵」の「そこに印をつけて、まっすぐに線をひいて そこに印をつけて、はっきりと線をひいて その上にいる間は僕はなりたいものになってる」という歌詞が僕は特に大好きで、やっぱり「続けてきた過去」と同じくらい「今」が大切なんだって思います。

「今」を生きることで魂を燃やして、じぶんのいる場所を照らすということ、そしてその光がまわりを照らすということ。だからここにいることがすべてのはじまりなんだということ。

歌うように生きて、生きるように歌っている平井正也さんが僕は大好きです。

「何をやっていても曲を書いてないと、なんにもやってない気がするんですよね。その負い目っていうか。曲をかくためにこの世に生まれてきたんじゃないのかよ?何サボってんだよ?っていう気持ちに常に追われているんですよ。」

以前のインタビューでそう語っていた平井さんは最近「マーガレットズロースのアルバムに入りきらないほど、どんどん曲を書いています。インタビューを受けていた頃と比べたら信じられないペースです」なんてメールを僕にくれて、別府温泉の豊富な源泉みたいに、創作の泉が湧き出していることを教えてくれました(平井家は現在、大分県は別府市に住んでいます)。

「サカナジュークボックス」では毎回フライヤーに出演者からのコメントを寄せていただいているのですが、今回は時間がなく平井さんにコメントをお願いすることができなかったのですが、代わりというわけではないと思いますがサカナジュークボックスへ平井さんのフェイスブックの日記に嬉しいことを書いていただいたので、ここで全文をご紹介させていただきたいと思います。


(以下、平井正也フェイスブック日記より)
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来年、マーガレットズロースが結成20周年を迎えます。
いままでバンドが出会ったみなさん、全員に感謝します!
こんなに続けてこれたのは、いつもライブに来てくれる、CDを聴いてくれる、
鼻歌うたってくれる、たまに思い出してくれる、お客さんやライブを企画してくれる人やお店、
それから応援してくれる家族、友達、バンドのメンバーのおかげです。

...

2011年、ぼくがメンバーを残して関東を離れて
一時は解散してあたらしいバンドをやろうかと考えたこともあったけど
「ぼくはマーガレットズロースでうたう平井さんが観たいです」といって
年に数回しかライブをしないマーガレットズロースの尻を叩いてくれた人がいます。
サカナ★ジュークボックスというイベントを企画している利根川誠さん。

来年あたらしいアルバムをリリースする予定のマーガレットズロース。
前作「darling」から6年も経ってしまったけど
利根川さんがいなかったら、まだレコーディングの話どころか解散していたかもしれない。
本当に心から感謝します。

1月からいよいよアルバムのレコーディングも山場に差しかかる。
その前に、利根川さんに会いたくてレコーディングの直前に
ライブを企画してもらえないかお願いしたのです。

利根川さんは今は埼玉県の東松山に住んでいて
お子さんも生まれて、この頃はライブを観に来ることも出来なかったのに
利根川さんの住む街でライブさせてくださいって、
なんとかレコーディングまでこぎつけたのは利根川さんのおかげだから
お礼もしたくて、うたも聴いてもらいたくて
結局お世話になってばかりだけど、
もう自信を持ってぼくはお世話になるプロなので
お願いさせてもらいました。

そしたら快く、というか、本気出して引き受けてくれて
久しぶりに、めでだく、サカナ★ジュークボックスの開催となりました。
ぼくもまだ東松山行ったことがないので、都心からどのくらい遠いかイメージがつかないけど
そんなの関係ないくらいいい日になりますから、ぜひ予定空けて観に来てください!

会場はキッチン・カフェ・クランボンというお店。
すごく料理が評判らしいんだけど、なんとフード・ドリンク付きで前売り1500円なので
もうほとんどライブ無料、もしくはフードドリンクサービス、みたいなものです。
食材には利根川さんが作っている無農薬の野菜も使って出してくれます!
いまからとてもとてもたのしみなライブ。
20周年企画の一発目、みなさんのご来場お待ちしております!!

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今回、会場はいつもの東新宿の「真昼の月・夜の太陽」ではなくて、埼玉県の東松山市の「キッチンカフェ・クランボン」です。
最寄り駅の東松山駅(東武東上線)からバス利用となり、交通の便が少々悪いため電車で来られる方は事前に僕までご連絡をいただければ車での送迎を検討しています(pastoraltone@yahoo.co.jp)。

また今回平井さんと相談し、お客様には食事を楽しみながらライブを聴いていただけるように1部と2部の2ステージとさせていただきました。
1部がアンプラグドのアコーステックギターでの叫ばない方の「平井正也」。
2部がエレキギターでのロックンロールな「平井正也」。

平井さんの往年の名曲から最新アルバム「B」以降に出来たという最新曲までたっぷりと。
ささやかだけど心づくしで愛情のこもった濃厚な夜を約束します。

FOODはビュッフェ形式でなんとフリードリンク!!(アルコールドリンクのみ2杯目から有料)。
どうかお腹をすかせてお越しくださいね。
(お席に限りがあるためご予約はお早めにいただけたら幸いです)

みんなで平井正也さんの「ロックンロール」を聴きたい。そしてお話したいです。

「あしたには最低になってしまうかもしれない最高のうた」

「明日を鳴らす今日の音楽」

さあ!開演の時間が近づきました!

お待たせしました!!

平井正也さんの登場です!!
 
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「サカナ★ジュークボックスVOL4「マーガレットズロース20周年」」
平井正也ワンマンライブ
2016年1月23日(土)
キッチンカフェ・クランボン(埼玉県東松山市)
18:00開場/19:00開演
チケット:前売り1500円 /当日2000円(高校生以下、無料)
FOOD付き*ビュッフェスタイル、フリードリンク(アルコールドリンクは2杯目からは有料)

サカナ★ジュークボックスVOL4特設ページ
(チケット予約フォームあり)

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平井正也「うその地球儀
(12月13日 東京 吉祥寺「sutekina」素敵なツーマン 第四夜)

平井正也「べいびー
(2015年2月15日at下北沢「風知空知」根本夫妻主催『逆立ちすれば答えがわかるvol.3』)

マーガレットロース「7th. Album『darling』より」


平井正也インタビュー(第1弾)

平井正也インタビュー(第2弾)

date:2016.01.10 Sunday category:イベント comment:comments(0) trackback:trackbacks(0) by サカナスタイル


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いつかぼくらが鳴らしたかったのはこんなジュークボックスだったんだ

JUGEMテーマ:日記・一般

 
「なにもしないでボーっとしている時にこそ、妖怪の世界に近付いていけるんです。」

ずっと前にマンガ家の水木しげるさんが言っていました。

僕もなんとなく分かる気がします。

ボーっとしている時に限って楽しいアイデアが浮かんでくるものです。

1/23(土)に企画している【サカナ★ジュークボックスVOL4〜平井正也ワンマンライブ】のことばかり考えています。



娘は9ヶ月になり、最近はつたい歩きをするようになりました。

歯が生え始めてかゆいのか、おもちゃでも何でもよく噛みます。

さっきまでいたずらばっかりしてうるさかったのが、急に静かになったなーと思って見ると、ニコニコしながらスリッパの裏をベロベロ舐めていたりするから気が抜けません。

てんやわんやの毎日です。





今週の収穫。

にんじんは蒔き時が遅く(9月中旬)、ミニミニサイズ。

逆にダイコンは今年はデカく豊作(全国的な傾向で市場は暴落しているそうです)。

里芋やカブは去年と同じく豊作。生姜は逆で貧作。

冬の葉野菜の小松菜、ほうれん草、水菜、チンゲン菜、のらぼう菜も豊作。

白菜、キャベツは早くに(10月中旬)防虫ネットを外したので数個を残して失敗(一切農薬を使わない難しさを痛感)。

今年も安定のブロッコリー。

すべての野菜を娘の離乳食につかっています。

来年用の作付けで玉ねぎの苗を80本定植(5月収穫予定)。



1/23(土)に企画しているサカナジュークボックスVOL4のチラシが届きました。
(デザインbyジョニー)


会場のキッチンカフェ・クランボン



来年はマーガレットズロース20周年!!



ビュッフェのメニューについてシェフと打合せをくりかえしています。

料理は盛りだくさんなので、どうかおなかをすかしてお越しくださいね。

ささやかだけど心づくしの夜、サイコーの音楽とサイコーの料理とお酒(ソフトドリンクも)を用意してお待ちしています。

以下、会場であるクランボンのオススメメニューです(サカジュー当日はビュッフェスタイルにつきメニューは若干異なります)


ピッツァ マルゲリータ


マカロニグラタン


ふわとろオムレツ


ペペロンチーノのパスタ


デザートとフルーツも。


天井が高くウッディーな店内。天然のリバーブがかかってます。
ここで平井さんの生歌が鳴り響いたらどんなにステキなことなんだろう。


2階は喫煙、1階は禁煙の分煙となっています。


今の季節は暖炉が活躍しています。



FOODとドリンク付きでチケット1500円(前売り)はお得です。
現在、ご予約もちらほらいただいています。
(お席に限りがあるため、まだの方はお早めにご予約いただけたら幸いです)
ささやかだけど心づくしの夜をおもてなしします。
(ご予約は【チケット予約フォーム】より)


いつかぼくらが鳴らしたかったのはこんなジュークボックスだったんだ

【サカナ★ジュークボックスVOL4〜平井正也ワンマンライブ】

ぜひお越しください!!
心よりお待ちしています!!
 
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「サカナ★ジュークボックスVOL4」
平井正也ワンマンライブ
2016年1月23日(土)
キッチンカフェ・クランボン(埼玉県東松山市)
18:00開場/19:00開演
チケット:前売り1500円 /当日2000円(高校生以下、無料)
FOOD・ドリンク付き(ビュッフェスタイル)

サカナ★ジュークボックスVOL4特設ページ
(チケット予約フォームあり)

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平井正也さんやマーガレットズロースを知らない方にご紹介するため、あらためてYOUTUBEの動画を観返しています。


今夜のBGM♪

平井正也ソロ弾き語り(2015.2.15 イベント「逆立ちすれば答えがわかる」根本夫妻主催・うーちゃん撮影)

マーガレットロース「オクターブ上で

 

date:2015.12.19 Saturday category:イベント comment:comments(0) trackback:trackbacks(0) by サカナスタイル


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「サカナジュークボックスVOL4 平井正也(マーガレットズロース)ワンマンライブに寄せて」





12月。

街はイルミネーション。

あちらこちらから思い出したようにジョンの声。

2年続けてこの季節に「サカナ★ジュークボックス」を開催していたので、企画できなかかった今年も秋からずっと僕はそわそわして、最近は何かをやり残したようなやわらかい後悔をしています。

「サカナジュークボックスvol3」が終わって、僕は抜けがらみたいになってしまい、出演者や来てくれたお客様へのお礼のブログもずっと書けなくて、サカナスタイルのアート担当のジョニーにもムリを負わせたり、準備中から僕があまりにもサカジューにかかりっきりだったので家庭内も険悪になったりして、あんなにサイコーな夜だったはずなのに終わった途端、僕はなんだか空しくて、もう「サカナ★ジュークボックス」を続ける気力もなくなってしまいました。

イベントが大成功でも主催者が疲れ果てて続けられなくなるイベントだったらそれはきっと方法が間違っていて、ちょうどいいバランスで何かを続けることの大変さを嫌というほど味わいました。

僕はどんな形であれ「サカナ★ジュークボックス」を続けていく事をライフワークしたいと思っています。

集客を気にして自腹をきって準備している時はいつも「これで最後。もうイベントやブッキングなんて二度とやらない」って思います。

だけど当日、出演者のステージを観て、お客さんのキラキラの笑顔を見て、打ち上げで乾杯してヘロヘロになって家に帰って、ひとりで缶ビールを飲みながらニヤニヤして、またやりたくなってる。

「毎回そのくりかえしなんです」って、前にも書いたことがあったけど本当にそのくりかえしで、それはそれで「すばらしいくり返し」なんだけど、歳をとるごとにやめなくてはいけない理由も雪だるまみたいに増えていきます。

じゃあ「なんでそこまでしてやりたいのって?」って考えたら、結局僕の友達や大切な人に大好きな音楽を紹介したい、聴いて欲しいってただそれだけなんです。

去年、僕は東京から埼玉の片田舎に引っ越し、今年の3月に娘が産まれたこともあって、最近はライブに行くこと自体がほとんどなくなりました。

その代わりに今は畑で野菜を育てて子育てをしながら静かに生きています。

それは本当に幸せな生活なんだけど、たとえばギターパンダこと山川のりをさんの「とばせロック」の歌詞じゃないけど、「4分の3くらいは死んでるみたい」に感じる時もあるのです。

マーガレットズロースの平井さんの歌「何もかんがえられない」でいえば「何もしていないみたい。どんなに汗をかいても。何も分からないみたい。どんなに言葉にしても。何もかんがえられない。ロックバンドがしたい。ロックバンドがしたい」ってまさにそんな気分の今です。

「サカナ★ジュークボックス」はマーガレットズロースの平井さんとの出会いがきっかけとなって始まったイベントだけど、そのマーガレットズロースが来年2016年で結成20周年。その節目に6年ぶりとなるアルバムをレコーディングしているそうです。

震災後に平井さんが九州へ移住してからも、僕はどうしてもマーガレットズロースのライブを東京で観たくて、ズロースに「サカナ★ジュークボックス」に出演していただいていたので、「結成20周年」も「アルバムレコーディング」もなんだか万感の想いで、今こそ「サカナ★ジュークボックス」でお祝いの意味をこめて「マーガレットズロースを呼びたい!!」と夢想したんだけど、娘が3歳になるまでは東京でのイベント企画はムリだなーと思っていた矢先に先日、平井さんからソロとして僕の地元での逆オファーをいただいたのでした。

僕が今住んでいる埼玉県は東松山市でローカルでささやかだけど心づくしの「サカナ★ジュークボックスVOL4」を開催します。

会場は僕の盟友が営むカフェ「キッチンカフェ・クランボン」。

今年の夏には自分で育てた無農薬野菜の直売もしました。

そんなわけで「マーガレットズロース結成20周年」の2016年の年はじめに「サカナジュークボックスVOL4 平井正也ワンマンライブ」の開催が決定したことが本当にうれしいし感謝の気持ちでいっぱいです。

僕が育てた秋〜冬野菜をつかったビュッフェスタイルのFOODとドリンクも付いています。
 
池袋から東武東上線で約1時間。何もない田舎町だけど何もかもあります。

平井正也さんとマーガレットズロースのご紹介はまたあらためて書かせてもらいますが、まずは告知まで。


都市に住む

山間の村に住む

海辺の町に住む

ひとりのお客さんが何度も思い出したくなるような夜をつくりつづけて行くことが僕の願いです。

どうか末永くお付き合いください。


サカナスタイル
利根川 誠

 
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「サカナ★ジュークボックスVOL4」
平井正也ワンマンライブ
2016年1月23日(土)
キッチンカフェ・クランボン(埼玉県東松山市)
18:00開場/19:00開演
チケット:前売り1500円 /当日2000円(高校生以下、無料)
FOOD・ドリンク付き(ビュッフェスタイル、アルコールドリンクは2杯目からは有料)

サカナ★ジュークボックスVOL4特設ページ

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date:2015.12.08 Tuesday category:イベント comment:comments(2) trackback:trackbacks(0) by サカナスタイル


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